プロが教える!豆知識

バルコニー

バルコニーの床には、細かいホコリや砂がたまりやすく、防水面にキズをつける原因にもなりかねません。普段からこまめにホウキで掃くようにしましょう。ガ ンコな汚れは、スポンジや洗車用ブラシに住まいの洗剤をつけてこすった後水拭きし、最後に水分をよく拭き取って乾燥させます。その際、床の防水面にキズを つける金属タワシなどは使わないようにします。大量の水を流すと、ゴミやホコリが排水口に流れ込んで詰まる可能性があるので避けましょう。手摺部分は隅に たまったホコリをハブラシなどでかき出し、手摺全体を水拭きするか、住まいの洗剤で拭きます。シート防水を施した床は熱に弱いため、火気に注意しましょ う。

門扉やフェンス

門扉やフェンスは道路に面している場所だけに、ほこりっぽくなりがちです。そのままにして汚れをためてしまうと落としにくくなるので、こまめに布でから拭 きするようにします。また、落ちにくい汚れはカーワックスを布につけてこすり落としましょう。汚れの防止にも役立ちます。
お風呂場の鏡についた水垢
お風呂場の鏡についた水アカ、始めのうちは、水滴跡のように輪ジミができてきますが、そのまま放っておくと自分の顔もわからないほど白く曇ってしまうこともあります。この水アカみたいなものの正体は、鏡についた水滴が蒸発し、不純物が残ったものです。
お掃除する際に注意しなければならないのは、鏡の表面は意外と傷つきやすいのでスチールブラシや固いブラシを使用しないこと、それから強くこすりすぎない ことです。酸性洗剤(トイレクリーナー)などを使って、鏡にラップ(シップ)し、 時間を置いて、スポンジにクリームクレンザーをつけてこすってみてください。これで大抵の場合落とすことができます。

浴槽の湯あか

浴槽の汚れは、湯あか、石鹸かす、体の皮脂などが原因です。入浴後すぐに、残り湯でスポンジを使えば簡単に汚れは落ちます。しかし、そうじをしばらく怠っ ていると黒ずみや脂汚れ、水位線に汚れの輪ができたり、縁まわりに水滴あとがついたりしてしまいます。落ちにくい汚れの場合、浴室用洗剤を浴槽にまんべん なく塗り、しばらく放置します(30分程度)。汚れが浮き上がってきたらスポンジでこすり洗いします。それでも落ちない場合はスポンジの固い面や歯ブラシ にクレンザーを付けてこすり洗いしてみましょう、仕上げに乾いた雑巾などで拭きとる事も忘れずに。

コンロのお手入れ

■ガラス天板
汚れた箇所にクリームクレンザーをつけて、ラップでこすります。
ただし、ガラス以外の部分で使用すると、キズがつくことがありますので、注意してください。

■フッ素天板
台所中性洗剤で汚れた部分を湿らせ、水を含んだ布巾やスポンジたわしなどの柔らかいもので拭き取ります。磨き粉などを使われるとハガレの原因になります。

■ホーロー天板
クリームクレンザーをつけて、スポンジたわしでこすります。金属たわしや磨き粉は表面を傷つけることがありますので使わないで下さい。

五徳・汁受け皿のお手いれ

なべにたっぷり水を入れ、五徳・汁受け皿を入れて火にかけます。
沸騰した状態で10~20分おくと、こびりついた汚れが浮き出てきます。火を止めて冷ましてから、浮き出た汚れを歯ブラシでこすり落とします。

レンジフードのお手入れ

■はずせる部分
お湯をはり、台所用中性洗剤を入れて浸します。
しばらく置いたらスポンジたわしなどでこすり、水洗いをしてよく乾かします。

■はずせない部分
台所中性洗剤をスプレーした後、ペーパータオルなどを貼り、
さらにその上からもう一度台所中性洗剤をスプレーしてしばらく置きます。汚れが浮いたら、貼り付けたペーパータオルで拭き取り、水拭きします。
シンク
■ステンレスシンク
台所中性洗剤を使い、すじめに沿って一方方向に磨きます。
後はしっかり水気を取ります。

■ホーロー
台所中性洗剤を使って洗います。金属たわしや磨き粉は表面を傷つけることがあるので使わないでください。
お風呂のお手いれ
■浴槽
頑固な湯アカや黒ずみにはクリーム状クレンザーがオススメです。
洗剤あとが残らないよう、よく洗いましょう。

■タイル目地
漂白剤配合のクレンザーをペースト状に溶かし、古い歯ブラシなどに目地に沿って塗ります。30分位そのままにし、あとはよく水で洗い流します。これで落ちない場合はカビ専用の洗剤で落としてください。